幸福な日々の備忘録

萌えさえあれば生きていける

終わりの話

青学8代目が卒業する。私がその情報を目にしたのは公式で発表される前だった。

代替わりはテニミュという作品の中で必要不可欠なものであるから、いつか来ると思ってはいた。でもはっきり言ってショックだった。

しかし、その時はドリライ前で、次公演が関東氷帝という私の1番好きな試合であることからあまり実感はなかったのも事実である。

ドリライ大千秋楽、運良く入れた私は泣きながら卒業挨拶をする不動峰、ルドルフ、亜久津の挨拶を同じく泣きながら聴いていた。そしてふと青学ももうすぐなのだとほんの少し自覚した。

そして始まった氷帝公演。初見は大阪公演だった。それはもう見事に感動させられた。青学のキャスト1人1人がキラキラして、歌もダンスも格段にレベルアップしていた。正直氷帝メンバーはまだ追いつけてないなと思った。

次に福岡公演に行った。大阪で観てから1ヶ月ぶり。氷帝メンバーが青学に追いついている。はっきりそう感じた。これは最高の作品だそう思うと同時に、終わりが近いことを嫌でも思い知らされた。

楽日のバラード正直歌詞も何も覚えていないほど号泣した。さよならしたくない。心の底からそう思った。

まだ彼らの青学で観たい試合がたくさんある。乾のシングルスも、ゴールデンペアのシンクロも、リョーマの天衣無縫も。言い出したらきりがない。 

しかし嫌だ嫌だと言っても時の流れは止められないし8代目の彼らはいなくなってしまう。初めて経験する代替わりで正直彼らがいなくなって自分がどうなるか想像がつかない。

とはいえ新しい波はもうすぐそこまで来ている。新キャストが発表されてその日のうちに全員の顔と名前を調べてSNSをチェックする作業を自然とやっている自分に愕然とした。無意識のうちに9代目を知ろうとしている自分が確かにそこにいた。

凱旋公演初日、ゲネを新青学が観に来ていた。8代目はもう先輩なのだ。


とりあえずは最後まで精一杯応援する。その後のことはそれから考える。

凱旋公演残り6公演彼らが怪我なく走り抜けられますように。